安全対策について

武道指導における安全対策
- 実技指導における安全の確保○健康観察
顔色や全体的な様子を、運動開始前、運動中、運動終了時と、常に注意を払う。呼吸数や脈拍数の観察については、中学生、高校生の段階では、 自己の体の調子を整え、その変化に気付いたり、指導者のみならず仲間にも相談したりできる雰囲気づくりをしておく。特に、心疾患や心疾患の疑い がある子どもなどに対しては、健康観察のチェックポイントを参考に、心 疾患と関連のある項目について、重点を置いて観察を行う。
○準備運動・整理運動
一般的には、急激な体への負荷を避け、徐々に主運動へと適応し、終了後には、徐々に体への負荷 を取り除いていく。種目の特性に応じ、運動の部位や方法を工夫して実施する。管理を要する子どもの場合には、主治医等の指示などを踏まえて、自分の健康や体力に応じて、無理のない実施可能な運動を行うようにする。また、準備運動や整理運動は、運動の特性に応じて行うようにする。
○運動強度についての理解
管理を要する子どもの場合は、管理指導についての理解を促す。一つ一つの運動種目ごとに、具体的にどこまでが運動可能なのかを確認し、理解させておく。管理を要する子どもが、具体的にどんな運動が可能であるかを周知徹底しておく。その際、運動の仕方によっては運動強度が異なるので、担当する者は注意を払って、指導に当たる。
○個人差についての理解
発達には、個人差や性差があることを考慮する。同じ強度となる運動課題を与えるときには、それぞれの子どもにとって、無理のないよう、また、個人差を理解して、慎重に実施する。心疾患や心疾患の疑いのあるなどの中学生、高校生には、脈拍による運動強度の管理ができるように指導する。
○温熱条件についての配慮
厳冬期における寒さ、猛暑期における暑さは運動には適さないため、寒暑におけるストレスは、避けることが望ましい。運動は熱エネルギーを大量に発生するので、特に湿度が高く暑いときは、発汗に気を付ける。管理・指導を要する者の運動の実施については、慎重に判断する。
○水分補給の指導
運動時は、熱エネルギーを放出するために、発汗が行われる。その際、水分補給が不十分だと体調 に不調を来たすので、十分に水分を補給する。 -
武道指導における怪我や事故の防止について武道は格闘的な要素があるが、逆に武道の特徴的な運動経験が事故回避や、事故防止につながる面も多くあり、否定的な要素だけではない。武道にも、競技として危険性をはらんでいると認識し、その対策を要するのは他の競技を実施する場合と同様に 、安全確保を最優先事項とする
新型コロナウイルス対策について

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